愛知県豊川市にある「砥鹿神社（とがじんじゃ）」は、三河国一之宮として古くから信仰を集めてきた由緒ある神社です。地元の人々はもちろん、遠方からも多くの参拝者が訪れます。本記事では、砥鹿神社の魅力やご利益、見どころ、アクセス情報まで詳しくご紹介します。
歴史ある三河の名社
砥鹿神社の創建時期は明確ではないものの、記録によれば1300年以上の歴史を持つ古社です。主祭神は「大己貴命（おおなむちのみこと）」で、出雲大社の神様としても有名な国造り・縁結びの神様。広く崇敬を集め、そのご神徳は多岐にわたります。
ご利益としては、
縁結び 厄除け 商売繁盛 病気平癒
などがあり、多くの人が願いを込めて訪れています。
砥鹿神社は「里宮」と「奥宮」の二社からなり、今回ご紹介するのはアクセスの良い豊川市一宮町の「里宮」です。平地にあるため、誰でも気軽に参拝できるのが魅力です。
整然とした境内に癒される
神社の敷地に足を踏み入れると、きれいに整備された参道と落ち着いた雰囲気の境内が広がります。拝殿は黒を基調とした屋根が印象的で、重厚な佇まいが見る人を圧倒。背後には豊かな緑が広がり、日常を忘れさせてくれる神聖な空気に包まれます。
拝殿の左右には巨大な絵馬があり、干支や季節のモチーフが描かれていて見応えがあります。訪れた記念に写真を撮る方も多く、フォトスポットとしても人気です。
ご神木から感じるエネルギー
砥鹿神社は「パワースポット」としても注目されています。中でも境内にあるご神木「楠（くすのき）」は、強いエネルギーを宿すとされ、手をかざすと温もりを感じる人もいます。
また、境内には複数の摂社・末社が点在しており、それぞれに異なるご利益があるとされています。ひとつひとつ丁寧に参拝することで、心が落ち着き、気持ちがリセットされるような体験ができるでしょう。
人気の御朱印は、力強く美しい筆致で記念になる一枚。おみくじも多彩な種類が用意されており、訪れた記念として持ち帰る人が多いです。
四季折々の風景と年中行事
砥鹿神社では年間を通して多くの行事が行われています。代表的なものは以下の通りです。
1月：「歳旦祭」や「新春初詣」 5月：「例大祭」 11月：「七五三詣」
これらの祭事には地元の人々をはじめ多くの参拝者が訪れ、境内は賑わいを見せます。季節ごとの自然風景も魅力で、春は桜、秋は紅葉と、神社の荘厳な雰囲気と見事に調和。特に早朝の澄んだ空気の中での撮影は美しく、カメラ好きにもおすすめです。
アクセス・駐車場情報
砥鹿神社（里宮）へのアクセスは以下の通りです。
JR「三河一宮駅」から徒歩約10分 名鉄「豊川稲荷駅」から車で約10分
神社には参拝者用の無料駐車場が整備されており、車での参拝も安心です。道路も比較的わかりやすく、初めての方でも迷わず到着できます。
心を整える静かな時間を
砥鹿神社は単なる観光地ではなく、長い歴史と人々の祈りが息づく特別な場所です。清々しい空気に包まれ、心がすっと軽くなるような感覚を味わえるでしょう。
日々の喧騒に疲れたとき、ほんのひととき静かな時間を持ちたいとき、ぜひ足を運んでみてください。砥鹿神社で過ごすそのひと時が、あなたにとって癒しと前向きな気持ちをもたらしてくれることでしょう。
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